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おいしいとこどり!ダミーパルスを使ったETL活用方法
【ETLを極端に増やすとコントラストが低下する】 ETLを増やすことでエコースペーシングが短縮するので、撮像時間を短縮する効果が見込めます。なので緊急の飛び込み検査が入ったときには使ってしまったり、頚椎撮像で脳脊髄液からのフローアーチファクトを... -
ETLを増やすことは正義?使い所を押さえればOK!
【ETLがいつも正義とは限らない!】 MRIの記事で以下の計算式をもとにFSE法の基礎、ETL(エコートレイン)で時間短縮できるということを全面に解説をしました。 ポイント 撮像時間=TR × Phase Matrix × NSA / ETL(エコートレイン) デメリットについて... -
Spin Echo(SE)法を高速化!かっとべ!Fast Spin Echo(FSE)法!
【Fast Spin Echo法(FSE法)を理解する前に!】 MRIの基礎をシリーズは、原理というよりも撮像時間の数式から理解してMRI理解の向上を目的に攻めています。どうしても、この理解法だとSE法が必要になってくるのでご理解を!まず、SE法の撮像時間の数式を... -
画質と撮像時間は常にトレードオフ!だから、信号強度について考える
【TRについてざっくりで不安に覚えた人もいる!】 前回、TRについて以下のように暗記事項的な説明をしました。 T2WI(T2強調画像)TR → 2500 から 5000 msecT1WI(T1強調画像)TR → 400 から 600 msec 撮影時間の数式からTRを短くすることで、時間短縮がで... -
原理は置いといて、SE法T2WIにおけるTRの基礎的な考え!
【MRIはどうしても原理と何種類もある数式が難解にさせる】 どうしてもMRIを原理から掘って理解をしようとすると難解な数式や原理がとても学習意欲とスピードを奪うことを多く経験しませんか?実は自分もそうでした。そのため、途中で投げ出したしたくなっ... -
ちょっと休憩!心電図の目盛りと心拍と電気ベクトルを覚えちゃおう!
こんにちは。@ラジグラです。 今回で第三回目となるのですが、少し休憩の意味を含めて簡単な内容にしたいと思います。でも、タイトルからわかるように結構内容は盛り沢山になりそうな予感。本当に心電図ってわかりずらいというかベクトルを考えなくちゃい... -
心電図(ECG)の12誘導がわかれば、ターゲットとなる心筋が見えてくる!
こんにちは。@ラジグラです。今回は、「心電図(ECG)12誘導」を中心にやっていきます。12誘導を理解することは、検査時の心電図モニタのパッドをつけるときに考えてつけれるようになり、さらには心電図(ECG)で心筋梗塞を疑う異常があった際、どこの心筋... -
刺激伝導系を理解すれば、放射線技師だって心電図(ECG)簡単に読めるようになる!
こんにちは。@ラジグラです。今回は、新しいシリーズとして「心電図(ECG、EKG)」をやっていこうと思います。ちょっと画像診断からははなれてしまいますが、心臓CT、心臓MRI、心臓エコーなど心臓の検査を多くする放射線技師にとって、理解していれば検査...