ETLを極端に増やすとコントラストが低下する ETLを増やすことでエコースペーシングが短縮するので、撮像時間を短縮する効果が見込めます。なので緊急の飛び込み検査が入ったときには使ってしまったり、頚椎撮像で脳脊髄液からのフローアーチファクトを抑えるためによく使われます。しかし、ETLを増加させることでコントラスト低下が起きます。なぜ、コントラストが低下してしまうか?特にT2強調画像の場合は、k空間に詰める信号がはじめのほうはT2値の短い信号がものになり、これがコントラスト低下の原因になります。 以前の記事で ...