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STAT画像報告や読影補助でモニタに向かう姿勢について

こんにちは。@ラジグラです。最近は読影補助だったり、STAT画像報告だったりと診療放射線技師の業務が話題で楽しみが増えています!
もちろん、所見名だったり疾患についてを学ぶこともいいですけど、画像を見るときの気をつけポイントを少し纏めてみようと思います。

自分の働いている病院で読影会やカンファレンス等があるときにどうしても遠くからしか見えない位置に後輩たちがいる。せっかくモニタの近くで見える環境でもそうなってしまう。これは遠慮がちな日本人気質なのだろうか?(謎

モニタまでの距離

さて、そんな後輩たちにはいつも読影の基礎というより大前提として姿勢についてお話をします。いうならば読影の環境をまず整えようよ!という話です。ということでSTAT画像報告や読影補助のための読影環境作りということで「明視距離」の理解が重要です。一例として挙げましたけど、遠くてはなにも見えません。どんなに基礎解剖を知っていても、優れた画像診断技術を持っていても、読影補助をするにしても、カンファレンスで勉強するにしても、これをしっかり理解して実践することがとても重要です。

明視距離

適切な画像をみる距離の最小はだいたい30cmと言われています。

しかし、今はフィルムで画像を見ることがなくなり、モニタで観察することがほとんどになりました。(ときどきカンファレンスでフィルムでてくると懐かしい
そう考えると明視距離というのは近すぎることになります。厚生労働省の「情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン」では距離について言及しており、40cm以上の視距離と記載があります。自分は以下のモニタを使ってPCで作業していますが、ディスプレイのサイズと解像度などの要素があるのではないかと感じています。色々と調べると60cm以上となっていることが多いです。

作業効率を上げるモニター Dell 31.5インチ 4K

モニタはいつも迷うけど、結局ラジグラはDellに収まってしまう。3年間無輝点交換がついているのが安心材料。Amazonでも★5が75%以上を占めており、高い買い物だけどそれ以上の満足度が得られる!31.5インチなのでモニタを二分割しながら作業ができるので作業効率も向上!機能はほしいもの全部乗せ!

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これだけあれば十分じゃないかな?

自ずと大きいモニタの場合は、距離は遠くなり自分は60cm以上が最適な状態となりました。人の目の能力は個々で変わってきますので一回ぐらいは意識して距離を見つけていくことをしてもいいと思います。

自分の距離の見つけ方

  1. 正面座り、モニタによく使うアプリなどを開き作業している想定環境を作る
  2. モニターを上げ下げ、椅子を上げ下げすることでモニタと顔の位置を探す
  3. 距離が見つかったら、目を動かして自分が見える範囲を確認する
  4. ひとつ距離が見つかったら、その距離を維持したままモニタのチルト機能を使い首の疲れが少ない場所を3箇所ぐらい探す
  5. 何パターンか見つかったら日々身体の状態によって使い分ける

また、首の疲労を考えると下向きはよくないや目の乾きの視点から考えるとまっすぐは乾きやすいなど多岐にわたって要因があるので自分のベストを探すのはとてもいいことだと思います。

距離だけじゃない!見る角度も重要!

人間の視野角を考えてベストな読影補助を!

最近のモニタは視野角が上下178°、左右178°と広いので、見る位置によって色味が変わったり、見えづらくなることは少なくなりました。しかし、人間の眼はこんなに広角でみることはできません。認識できる角度は左右に30°しかありません。最適の眼球運動は左右15°です。つまり、どんなにモニタの視野角が広かろうが、人間の眼はそこまでいけませんので、見るときには少し気にして、まっすぐ見ることがいいと思います。

眼球運動や首振り運動をしている状態で画面を見つめているとどうしても疲労が蓄積しますのでモニターアームを変えるのはひとつの手段で疲労のスピードを緩和すると考えています。標準のアームでもいいですし、別売りのモニターアームを買って微調整できるようにしてもいいと思います。自分はわざわざ別売りのモニターアームにしています。

最高のデスク構築に王道モニターアーム!エルゴトロン LX

標準のモニターアームでほとんどことは足りるけど、モニターアームなら横から出すことでデスクをすっきりすることができるし、モニターの下を有効活用できます。やはり、王道は[エルゴトロン LX」ではないでしょうか?YouTubeのデスクツアーでも高確率で出てくるからチェックしてみて!

読影の姿勢のまとめ

明視距離やモニターのサイズ・解像度、視野角からモニターに向かう姿勢について書きました。以下にまとめました。

読影姿勢のまとめ

  • 最適な最小の距離は約30cm
  • モニタの大きさにもよるが60cm以上は必要となる
  • 眼球運動・首振り運動など疲れ要素があるので正面がベスト
  • 高さについては身体の状態(疲れなど)によって様々なので姿勢は数パターンはあっていい

モニタ診断をしていない時代はいろいろな見方があった!

もちろん、画像を見る基本であって、時に少し離れて見た時見やすかったりする。胸部レントゲンとかの結節影とかフィルムの角度(今はあまりなくなったかな)を変えたりして工夫して見ることもある。放射線科あるある的な話ですけどね。そんなワケで明視距離

レジデントノート(胸部読影)

医療の参考書って高くて、毎月新しいのは買うことがきついですよね。そこで自分は、この「レジデント ノート」でいい特集のときは購入をしています。なにせ値段が「2,000円」前後。胸部読影のことにフォーカスした回はこれ!内容は基礎から構築されていて、胸部レントゲンを丁寧に読影したくなります。各疾患についても、読影医がどのようなプロセスをもとに読影されているのかよくわかる一冊です。

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ラジグラ

@ラジグラです。放射線検査(一般撮影、CT検査、MRI検査、超音波検査)等、読影を中心にブログを更新していきます。少しでもわかりやすい記事とイラストをモットーにして更新していきます。最近は講師などをして表にも露出を高めていますので、見かけたら声をかけてくださいね!

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