こんにちは。@ラジグラです。10月19日にラジエーションハウス2巻が発売されたので、応援ブログとしてさっそくレビューを書かなくては!翌日には、監修をされている五月女康作氏にも研究会で会って話せるので、ネタとしてもいいなとか思いつつ…では、レビューを!
「乳がん検診の落とし穴」をテーマに!新しい展開!
放射線技師の方ならご存知とは思いますが、医療漫画の中でも、医師ではなく、放射線技師にスポットを当てている医療・ラブコメである「ラジエーションハウス」!まさかのラブコメが判明したのは、下の記事でした!
参考記事 [コラボ]「ラジエーションハウス」単行本&電子版発売記念突撃インタビュー!
今回は、帯に「乳がん検診の落とし穴を…の文字が踊っています!ラジグラ的には、な、なに!?となるわけです。普通、乳腺検査といえば、マンモグラフィーか乳腺超音波か!帯裏には「劇的には下がっていない乳がん死亡者数の事実…マンモ(マンモグラフィー)で見つけられない乳がんがある。」「え?」もうここで答えが…マンモのことね、しかも、「デンスブレスト(高濃度乳腺)」!ラジグラはこれを思い出しました!
今、厚生労働省の国家プロジェクト「J-START」という乳がん検診の超音波の有効性検証に関する研究が行われている。つい先日に、中間報告がされたばかりで、マンモグラフィーと乳腺超音波検査の併用検診の効果が効果を挙げている反面、課題なども挙がってきている。今注目の研究である。このプロジェクトが日本人に多くある「デンスブレスト(高濃度乳腺)」の中に潜む乳がんを見つけることを増やし、死亡減少効果が期待されている。
参考URL 「J-START」(公式サイト) – 乳がん検診の比較試験 –
これはかなりいい話題なのでは!?と期待で胸を膨らまして、ページ数を進めるラジグラ!
五十嵐唯織と甘春杏の関係は?
ページをめくれば、めくるほど二人の関係は近づいては、また離れるを繰り返していく。二人の間は、甘酸っぱい展開になっている!医療現場を、書くだけでなくこのラブコメがまたいい!
画像診断に忠実な五十嵐 唯織!キャラぶれはない!
「五十嵐 唯織」の絡むキャラ(患者)は「五十嵐 伊織」を嫌っては、画像診断という技術で関係を直していくという展開が多い。例えば、「マンモグラフィー」を受けてセクハラ男のレッテルを貼られるが、画像診断で信頼を取り戻していきそうという展開。そして、バスケット・マンガ「スラムダンク」でもあったようなキャラクターの感情を表すアイコン化(?)の可愛い感じがとても身近に感じる!アニメ化してほしいな!
ほかにも良かったと思うのが、「見えない身体の中を見て、そのメッセージを伝える それが放射線技師の腕だな」と技師長「小野寺 俊夫」!しぶい!こんなこと言われれば、自然とがんばりたくなるよ!
画像診断を支え、がんばる甘春杏の葛藤!
話が進むとすこし「甘春 杏」の過去が少し回想シーンとして出て来る。がんばっている理由がちょっとずつ分かってくる。本当に人生っていろいろあるし、いろいろなイベントが人生の今後左右させるよね。「五十嵐 唯織」も過去を知ることで、「五十嵐 唯織」はもっと彼女を支える決心をする。放射線技師と放射線科医の絆が太くなっていく!
やっぱりラジエーションハウス2巻も買いですね!どんどんストーリーが進めば進むほど、次の章が気になる!展開のテンポも、話のネタも読者を引きつけるからamazon等で品切れになるんですね。3巻が欲しくなりましたよ!