こんばんわ。@ラジグラです。
ブログを始めると案外、病気をまぢまぢ探してる自分がいました。
そんな今日はかなり面白い症例を見つけたので動画にしてアップしてみました。
頭部MRI&MRA検査
脳梗塞や動脈瘤を発見するのに力を発揮する検査です。
最近は、昔と変わって筒(ボア)部分も大きくなってきたので
少しの閉所恐怖症の方も5分間我慢をしていたければ、
頭部に関しては様々な検査が出来るようになりました。
閉所恐怖症の方で結構具合が強い方はやはり、オープン型MRI検査が向いていると思います。
詳細は今後の記事のネタとしてとっておきます。
頭部MRIのnormal variationの症例1
まずは、MRA動画からどうぞ。タイトルに答えが書いてあるのでそっと眼を閉じてから動画参照してくださいな!結構なスピードで画像がめくれていくのでこのスピードで読影出来たなら本当に尊敬します!
つぎはスライス動画になります。
MRA動画ですべて発見した方はなかなかです。自分は2箇所見つけたけど、スライス動画を見てから最後の1箇所を見つけました。今回の症例は頭部MRIのnormal variationになります。normal variationとは、構造的には異常だけど、それによって害する症状が出ていないものを指します。つまり、正常変異といった感じでしょうか。疾患は常に害する症状がありますが、normal variationは害がないということになります。
そんなワケで簡単に画像だけで解説します。間違っている部分とかあれば、コメントください!
前大脳動脈 (A1)にあるnormal variation
これは私の考えですが、中大脳動脈(M1)から伸びる穿通枝郡の一本が前大脳動脈(A1)から伸びているのではないかと思います。穿通枝については、以下の参考記事を見てくださいね!イラストでかんたん解説をしています。
参考記事 [脳梗塞第1弾]もっと頭部に強くなろう!脳梗塞を基礎から覚えよう!
前交通動脈(Acom)にある動脈瘤
珍しいnormal variationがある前大脳動脈 (A1)にある動脈瘤
珍しいnormal variationの前大脳動脈 (A1)にある動脈瘤
前大脳動脈 (A1)にある動脈奇形
前交通動脈(Acom)にある動脈瘤
2個目の動画を見るとなんとなく納得できるのではないでしょうか?
次回は、Willis 動脈輪解剖か動脈瘤辺りでもやろうかな。
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