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[新人必見][肺シリーズ3]肺疾患を理解、読影するための肺の解剖!ラストスパート!

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こんにちは。@ラジグラです。
昨日の記事を書き終わって肺胞とか間質のイラストが納得いかなくて
わかりやすいやつを作ってみた!
昨日の記事のやつも暇なときにイラストに入れ替えようっと!

肺胞イラスト
イラストにある間質は狭義な間質という意味で
広義の間質もあります。それは小葉の外周を広義な意味で間質といいます。
大切なことだから二回いいますけど、間質には狭義と広義があるので注意!!
また、肺胞間をKohn孔(コーン孔)で繋がっています。これも覚えといてください!

目次

無気肺について

解剖ばかりだとあれなんで、疾患の話でも。
もし、細気管支が詰まってしまった(塞栓)場合、
末端の肺胞は空気をKohn孔から空気がまわって無気肺を防ぎます。
塞栓が末端であれば、ある程度はカバーし合えるんですよ。
無気肺

肺胞について

肺胞の役割は
→ 血液−ガスの交換の場 (Wikipedia抜粋)
→ 細気管支が潰れないように支えている
肺胞内に空気が入った際に肺胞が破損しないように常に中心に力がかかっています。
細気管支の周りには肺胞がくっついているので、気管支は外へ引っ張られ、
潰れないようになっています。
肺胞に引っ張られ潰れない気管支
この肺胞の話がわかれば、次回のCOPD(慢性閉塞性肺疾患)はすんなりといけますよ!!
また、気管、気管支、細気管あたりは軟骨で覆われていますので潰れません。

肺の防御機能について

肺のまずはじめの防御機能は「鼻」です。
ここで大きい塵とかは引っかかるわけですが、
うまーくすり抜けたものはもう一気に感染できる場所までたどり着くのかというとそうでもないです。
人間とてもうまく出来ていて、
肺胞レベルでは「マクロファージの貪食」の防御機能があり、
細気管支レベルは「線毛運動」により起炎菌を口方向へ運び、
気管支、気管レベルで起炎菌が「線毛運動」により集められ、
最後は「咳」で体外へ出そうとします。
人間の体はすごいっす!

今日はここまで!

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